下っ端893の兄貴分「お前の初仕事だ!!」 ➡︎車の鍵を渡されて指示通り車を運転し、山奥の産廃処理場に行ったら…

俺が高校のころ、よくツルんでた所謂不良グループみたいなのがあった。
半分族で、半分仲良しグループ、という感じ。
そのメンバーのうちの1人の兄貴のケンジさんって人がバリバリの893。
といっても俺らには優しかったし、俺らもその人を親しみを込めて
「ケンジさん」って呼ばしてもらってた。
ケンジさんは、あっちの世界の色々な話を聞かせてくれた。
その中の一つ。
彼がまだ準構だった頃の仕事と言えば、兄貴分たちのお使いばっかりだったそうだ。
やれタバコ、やれビール、やれマッサージ。族に居た頃は使う方だったケンジさんは、
それはもうストレスが溜まって仕方なかったそうな。
元々別に893になりたかったわけじゃないし、(半分無理矢理ならされた)
「辞めようかな…」
なんて思ってたそんなある日。
「ケンジィ~、頼まれてくれっかぁ~?」
いつものように兄貴分がパシろうとしてきた。
-
前の記事
1000万以上するような土地が半額だったので家を建てたら隣が893だった。それから3年後・・・
-
次の記事
彼女と帰宅中にDQN集団に絡まれた。DQN「金出せ!早くしろっ!」俺「(殴られたら殴っても良いかな?)」➡︎次の瞬間・・・